|
報道
2005年7月2日 中日新聞
アリ釣り樹上で進歩 チンパンジー道具を工夫
野生チンパンジーが枝を使ってアリを食べる「アリ釣り」の行動が地上でしか見られなかった地区で、アリ釣りが樹上でもおこなわれるようになり、しばらくすると樹上のアリの生態に合わせて枝の長さを短くしているのを京都大学霊長類研究所(愛知県犬山市)などのグループがアフリカ・ギニアで発見した。道具使用が地上から樹上へ移り、道具を変える「文化の変容」が初めて確認された。
2005年1月21日 中日新聞
チンパンジー救う植林計画 「緑の回廊」順調に成長
西アフリカ・ギニアで、京都大学霊長類研究所(愛知県犬山市)の松沢哲郎教授らの日米欧共同研究チームが計画した野生チンパンジーを救うための植林が進んでいる。昨年12月中旬から今月中旬まで現地に渡った松沢教授が、森の順調な成長を確認した。
2004年10月30日 読売新聞 夕刊
森林再生「緑の回廊」計画 野生チンパンジー絶滅の危機救え
西アフリカ・ギニアのボッソウ村。京都大学の研究者らが28年間、野生チンパンジーの群れの観察を続け、世界の霊長類学をリードしてきた場所だ。しかし、この群れの個体数は以前の約三分の二まで激減し、人類への進化の道のりを探る研究拠点はいま、存亡の危機にある。
2004年8月5日 中日新聞
「緑の回廊」でチンパンジーを救え 孤立20年、免疫力ダウン
西アフリカ・ギニアの野生チンパンジーの群れで四分の一の個体が短期間のうちに死んだことが京都大学霊長類研究所(愛知県犬山市)の松沢哲郎教授らの日米欧共同研究チームの観察でわかった。呼吸器系の感染症が原因だが、地理的に孤立し、ほかの群れと交わらなかったことによる免疫力低下が背景にあるという。研究チームはほかの群れの生息地とのルートを作る植林を急ぐ。
2004年6月28日 毎日新聞 夕刊
チンパンジー5頭死ぬ 調査の19頭、研究支障も
京都大学霊長類研究所(愛知県犬山市)が約30年間にわたって野外調査を続けてきた西アフリカ・ギニアのチンパンジー集団が昨年末、短期間に大量死していたことが分かった。チンパンジーの石器使用など進化の研究で成果を上げてきた群れで、今後の研究への影響は必至だ。
|