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研究の歴史

 1942年、フランスの動物学者ラモット(M. Lamotte)が、ボッソウで野生チンパンジーが観察できることを公表しました(Kortlandt, 1986)。1960年には、霊長類学者コルトラントがボッソウで初めて研究をおこないましたが、調査は継続されませんでした(Kortland, 1962)。1976年、京都大学霊長類研究所の杉山幸丸さんがここを調査地として確立しました。以後、京都大学霊長類研究所の調査基地となっています(Sugiyama & Koman, 1979; Sugiyama, 1981)。ボッソウでの研究は、群れの個体数変化、道具使用、行動発達、社会的伝播、採食生態学など多岐にわたっています。また、社会的変動や繁殖行動、音声コミュニケーションなどについても調査されています。毎年、数人の教官や学生がボッソウを訪れ、野生チンパンジーについての調査を続けています。

ボッソウおよびその近辺で研究をおこなってきた研究者は、以下のメンバーです(到着順)。

杉山幸丸、松沢哲郎、佐倉統、伏見貴夫、大野央人、熊崎清則、三輪宣勝、横田直人、外岡利佳子、井上(中村)徳子、山越言、Tatyana Humle、竹元博幸、内田亮子、平田聡、山越(明和)政子、Michael A. Huffman、森村成樹、落合知美、Maura Lucia Celli、Dora Biro、嶋田誠、早川祥子、藤田志保、Claudia Sousa、 大橋岳。

2001年には、動物園でチンパンジーの飼育係をしている門田(久川)千恵美さんが、チンパンジーの野生本来の行動を観察するためにボッソウを訪れました。

ボッソウでの研究についての詳しい情報は、松沢哲郎までお問い合わせください。:matsuzaw@pri.kyoto-u.ac.jp

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