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京都大学霊長類研究所 > 年報のページ > 2005年度 > VI 広報活動 

京都大学霊長類研究所 年報

Vol.36 2005年度の活動

VI 広報活動

霊長類研究所では広報委員会が主体となって,オープンキャンパス(大学院ガイダンス),公開講座,市民公開などの催しを通じて研究所の活動を一般の方に紹介するよう努めている.また,研究所年報の作成,ホームページの公開などの広報活動も行っている.

(1) オープンキャンパス:大学院ガイダンス(第3回)

大学の学部学生(2,3,4年生)をおもな対象としたオープンキャンパスを,2006年2月22日(水)〜23日(木)に開催した.各分野・センター・施設の教員による講義,所内見学,各分科教員との懇談会,さらに大学院生・研究員等も参加した懇親会が行われた.参加者は41名だった.

  • <プログラム>
  • 2006年2月22日(水)
  • 茂原信生(所長)「開会の挨拶」
  • 鈴木樹理(大学院世話役副議長)「大学院入試に関するガイダンス」
  • 講義1 マイク・ハフマン「野生チンパンジーとは何か−文化と本能の接点を探って」
  • 講義2 室山泰之「危機に瀕している霊長類−霊長類の保全と管理」
  • 所内見学1
  • 講義3 清水慶子・大石高生「生きることは変わっていくこと」
  • 講義4 三上章允「サル大脳皮質における動きと形の情報処理」
  • 講義5 川本芳「多様性の遺伝学−霊長類集団へのアプローチ」
  • 講義6 平井啓久・今井啓雄「染色体・DNA分化と霊長類の進化」
  • 各分科の教員との懇談会1(希望者のみ)
  • 懇親会
  • 2月23日(木)
  • 講義7 杉浦秀樹「最近の野外研究〜ニホンザルを中心に」
  • 講義8 友永雅己「チンパンジーの認知とその発達」
  • 講義9 正高信男「人間の知性の起源」
  • 所内見学2
  • 講義10 濱田穣「マカクザルの身体形態に見られる多様性の謎をさぐる」
  • 講義11 高井正成「マカクザルの進化史:ユーラシアの西と東」
  • 講義12 松林清明「霊長類の生殖器構造から見えてくるもの」
  • 質疑応答(講演者全員)
  • 各分科の教員との懇談会2(希望者のみ)

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(2) 公開講座(第21回

一般の方に霊長類学を体験していただくため,毎年8月後半に公開講座を開催している.霊長類学に興味を持つさまざまな年齢と職業の受講者に,研究所教員が,それぞれの専門分野についてわかりやすく講義を行う.また,どのようにデータをとっているのか,どのような実験をしているのかを知っていただくため多様な実習を企画している.今年度は,8月18日と19日の2日間にわたり,以下の講義と実習を行った.日本全国から64名が参加した.

  • 公開講座「サルをみて人を知ろう」
  • 2005年8月18日(木)〜19日(金)
  • <プログラム>
  • 講義8月18日(木)会場:霊長類研究所
  • 茂原信生所長「所長挨拶,説明」
  • 正高信男「人間はいつ人間になったか?」
  • 相見滿「ヒトは“大きな脳をもつサル”か?」
  • 講義:8月19日(金)会場:霊長類研究所
  • 橋本千絵「性行動からなにがわかるか?ボノボ・チンパンジーの観察から」
  • 鈴木樹理「サルの病気から見えてくるもの」
  • 実習:8月18日(木)及び19日(金)会場:霊長類研究所
  • 下記の4科目から,1日1科目を選択して実習を行った.
  • 「形態学」遠藤秀紀
  • 「心理学」田中正之
  • 「野外観察」橋本千絵
  • 「遺伝学」川本芳

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(3) 市民公開(第16回)

研究所の活動をより良く理解してもらうために,犬山市の近隣市町村に在住の方々に対して研究所の施設ならびに研究内容を紹介する,市民公開日を設けている.今年度は10月30日(日)に開催し,67名の参加があった.

  • <プログラム>
  • 2005年10月30日(日)
  • (総合案内:平井啓久)
  • 茂原信生「所長挨拶」
  • 講演:大澤秀行「アフリカの原野にサルを追う−霊長類の社会の仕組みを研究する」
  • 所内見学:高井正成(資料展示室),田中正之(チンパンジー),室山泰之(マカク類放飼場)
  • 特別見学:茂原信生他(第4ニホンザル放飼場:森林を維持した放飼場でのニホンザルの飼育実験の主旨説明等を行った)

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(4) 東京公開講座(第4回)

2002年度より,霊長類学の成果を一般社会にいっそう広めるため,東京圏で一般市民向け公開講座を開催している.今年度は,9月17日(土)に,東京・台場の日本未来科学館において,京都大学霊長類研究所・東京公開講座「サルからわかること:ラボからフィールドまで」を開催した.179名の参加があった.

  • <プログラム>2005年9月17日(土)
  • (司会:上野吉一)
  • 茂原信生「所長挨拶」
  • 森明雄「島という閉じられた環境に生息するニホンザル」
  • 林基治「脳はどのように発達し老化するか」
  • 茂原信生「骨が好き!−化石研究の基礎にあるもの」
  • 正高信男「人間の人間性ってなに?」
  • 質問・疑問

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(5)ホームページ
  • http://www.pri.kyoto-u.ac.jp/index-j.html

広報委員会は情報システム整備委員会と協力して研究所ホームページを開設し,インターネットを通じても研究・教育活動の紹介を行っている.年報や自己点検評価の結果などもホームページ上で公開している.

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(6)研究所見学者

2005年度の研究所見学者は以下の通りである.

  • 7月7日(木)中部学院大学職員3名学生4名
  • 8月11日(木)一宮高校(スーパーサイエンスハイスクール)
  • 10月18日(火)犬山中学校生徒10名
  • 10月18日(土)椙山女学園大学教員1名,学生7名
  • 12月20日(火)高雄医科大学(台湾)10名
  • 2月10日(金)愛知県立高校知多地区理科教育研究会

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(7)霊長研フォーラム連載

地元に研究所の活動を広く知ってもらう一環として,2002年10月1日号より犬山市の広報誌「広報いぬやま」に連載を開始した研究所紹介コラム「霊長研フォーラム」は2005年12月1日号の連載を以て完結した.2005年度の執筆陣は以下の通りである.

  • 2005年4月1日号 鈴木樹理
  • 2005年5月1日号 本郷一美
  • 2005年6月1日号 田中洋之
  • 2005年7月1日号 遠藤秀紀
  • 2005年8月1日号 茂原信生
  • 2005年9月1日号 松井智子
  • 2005年10月1日号 毛利俊雄
  • 2005年11月1日号 香田啓貴
  • 2005年12月1日号 茂原信生
  • 広報委員会:脇田真清(委員長),上野吉一,室山泰之,平井啓久,田中洋之,松永裕之(総務掛長)

(文責:脇田真清)

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このページの問い合わせ先:京都大学霊長類研究所 自己点検評価委員会