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京都大学霊長類研究所 > 年報のページ > 2007年度 > III 研究活動 比較認知発達研究部門

京都大学霊長類研究所 年報

Vol.38 2007年度の活動

III 研究活動

比較認知発達(ベネッセコーポレーション)研究部門

佐藤弥 (准教授), 林美里 (助教), 高島友子, 片岡敦子, 齋藤章江 (技術補佐員)

研究支援分野: 思考言語分野・認知学習分野


<研究概要>
A) 表情コミュニケーションについての実験心理学的研究

佐藤弥

表情や視線による対人コミュニケーションにおける情報処理過程を, 反応記録・ビデオ録画・筋電図計測などにより検討した. 定型発達者および発達障害者を対象とした.

B) 表情コミュニケーションについての神経科学的研究

佐藤弥

表情や視線による対人コミュニケーション課題を遂行中の神経活動を, fMRI・深部脳波などを用いて計測した.

C) チンパンジーとヒトの比較認知発達研究

林美里, 竹下秀子 (滋賀県立大学)

物の操作や道具使用を認知発達の指標として用いて, チンパンジーとヒトを直接比較する研究をおこなった. 積木やカップを用いた課題を対面場面で実施し, 操作の過程を分析し, 直接比較をおこなった.

<研究業績>
原著論文 

1) Hayashi M. (2007) A new notation system of  object manipulation in the nesting-cup task for chimpanzees and humans. Cortex 43: 308-318.

2) Hayashi M. (2007) Stacking of blocks bychimpanzees: developmental processes and physical understanding. Animal Cognition 10: 89-103.

3) Sato W, Noguchi M, Yoshikawa S. (2007) Emotion elicitation effect of films in a Japanese sample. Social Behavior and Personality 38: 863-874.

4) Sato W, Okada T, Toichi M. (2007) Attentional shift by gaze is triggered without awareness. Experimental Brain Research 183: 87-94.

5) Sato W, Yoshikawa S. (2007) Spontaneous facial mimicry in response to dynamic facial expressions Cognition 104: 1-18.

6) Okada T, Sato W, Kubota Y, Usui K, Inoue Y, Murai T, Hayashi T, Toichi M. (2008) Involvement of medial temporal structures in reflexive attentional shift by gaze. Social Cognitive and Affective Neuroscience 3: 80-88.

7) Yoshikawa S, Sato W. (2008) Dynamic facial expressions of emotion induce representational momentum. Cognitive, Affective, and Behavioral Neuroscience 8: 25-31.

8) 野口素子, 佐藤弥, 吉川左紀子 (2008) 情動強度尺度日本語版の作成. 対人社会心理学研究 8: 103-110.

総説

1) 林美里 (2007) 積木をつむ. 発達 111: 104-112.

2) 林美里 (2007) 物を扱う知性―チンパンジーとヒトの比較から. 科学 77: 628-631.

3) 佐藤弥 (2007) 広汎性発達障害における対人相互作用の障害の神経基盤. こころの臨床アラカルト 26: 243-247.

4) 佐藤弥, 魚野翔太, 十一元三 (2008) アスペルガー障害と扁桃体. Clinical Neuroscience 26: 458-459.

 著書 (分担執筆)

1) 林美里 (2007) 物の操作と道具使用の発達. 「霊長類進化の科学」 (京都大学霊長類研究所編) p.233-245 京都大学学術出版会.

2) 佐藤弥 (2007) 動的表情を処理する心のはたらき.「霊長類進化の科学」 (京都大学霊長類研究所編) p. 247-256 京都大学学術出版会.

 

著書 (翻訳)

1) 佐藤弥 訳 (2007) 自閉症の原因に迫る.  (Ramachandran VS, Oberman LM.著, Broken mirrors) p.14-22 日経サイエンス.

2) 佐藤弥 訳 (2007) 他人を映す脳の鏡. (Rizzolatti G, Fogassi L, Gallese V.著, Mirrors in the mind) p.6-13 日経サイエンス.

 

 その他の執筆

1) 林美里 (2007) チンパンジーと対面する. 「科学」7: 990-991.

2) 林美里, 渡邉祥平, 宮部貴子 (2007) チンパンジーの介護. 「科学」77: 1332-1333.

3) 佐藤義明, 林美里 (2007) 場所をめぐる駆け引き. 「科学」77: 528-529.

4) 宮部貴子, 兼子明久, 渡邉祥平, 林美里 (2008) 寝たきりになったチンパンジー, レオ. 「科学」78 : 34-35.

学会発表

1) 林美里 (2007) 物の扱い方にみるチンパンジーとヒトの認知発達. 第4回子ども学会議(2007/09, 東京).

2) 林美里, 竹下秀子 (2007) 突起のついた積木をつむ課題にみる行動方略:チンパンジーとヒトの比較. 第23回日本霊長類学会 (2007/07, 彦根).

3) 宮部貴子, 兼子明久, 西脇弘樹, 渡邉朗野, 渡邉祥平, 前田典彦, 熊崎清則, 森本真弓, 廣川類, 鈴木樹理, 林美里 (2007) 四肢不全麻痺で寝たきりになったチンパンジー,レオの長期療養. SAGA10 (2007/11, 東京).

4) 齋藤亜矢, 林美里, 竹下秀子 (2007) チンパンジーとヒト幼児の描画行動の比較. 第23回日本霊長類学会 (2007/07, 彦根).

5) 佐藤弥 (2007) 動的表情に対する感情喚起・表情応答. 第48回日本社会心理学会(2007/09, 東京).

6) 魚野翔太, 佐藤弥, 吉川左紀子, 十一元三 (2007) 動的表情が視線による注意シフトに与える影響. 第71回日本心理学会 (2007/09, 東京).

7) 林美里, 竹下秀子 (2008) 積木を使った課題にみるチンパンジーとヒトの認知発達. 日本発達心理学会第19回大会 (2008/03, 大阪).

8) 佐藤弥 (2008) 表情と視線の交互作用:心理学と神経科学の知見. 特定領域研究「実験社会科学」集団班ワークショップ (2008/03, 札幌).

講演

1) 林美里 (2007) 物遊びからチンパンジーとヒトの発達を比較する. 霊長類研究所講演会「京都大学がやってくる −動物研究の最前線−」 (2007/10, 犬山).

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