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京都大学霊長類研究所
郵便番号484-8506
愛知県犬山市官林
TEL. 0568-63-0567(大代表)
FAX. 0568-63-0085

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2012年 京都大学霊長類研究所 オープンキャンパス
大学院ガイダンス

2011年11月17日

京都大学霊長類研究所では、大学院受験希望者および霊長類学に興味のある学生(主に、全国の大学の学部2-4年生、および海外の大学で相当する学年の学生)を対象に、オープンキャンパスを開催します。参加を希望する方は、Eメールで申込みをしてください。2日間の日程ですが、1日だけの参加も歓迎します。

 

 

 

実施要項

日時 2012年2月21日(火)・22日(水)
場所 京都大学霊長類研究所(愛知県犬山市)
定員 60名(先着順)
参加費  無料

 

スケジュール

 

スケジュールにある各項目は、つぎのような内容です。

研究紹介

各分科(大学院学生が所属する研究室を制度上は「分科」とよびます)で行っている研究を、教員が講義形式で紹介します。

所内見学

サル放飼場、資料展示室などを見学するツアーです。

分科ごとの懇談

参加者が希望する分科に出向いて、研究室を見学し、教員と懇談をします。これまでの専門との関連、入学してからの研究テーマ、進路設計などの相談にも応じます。

懇親会

参加者・教員・大学院現学生を交えての、立食形式の歓談の時間です。大いに楽しんでください。また、情報を収集して志望分科の選定などに役立ててください。懇親会については、会費(700円程度)を集める予定です。参加は当日受付けます。

 

霊長類研究所の大学院

霊長類研究所は、1967年に開設された京都大学の附置研究所です。霊長類に関する総合的な研究とともに、大学院教育を行っています。大学院は、京都大学大学院理学研究科生物科学専攻に属し、修士課程および博士課程があります。修了者には、それぞれ修士(理学)、博士(理学)の学位が授与されます。生態学、社会学、認知科学、神経科学、遺伝学、ゲノム科学、生物医学、形態学、古生物学などの幅広い研究分野で構成され、学際的な基礎研究のできる機関として世界に知られています。

 

分科の教員

各分科の名称および教員はつぎのとおりです。入学試験のうち筆答試験は「英語」・「一般基礎科目」・「専門科目」の3つからなっており、このうち「専門科目」は、志望する分科の問題を選んで解答することになります。

進化形態分科 濱田穣、平崎鋭矢、毛利俊雄
系統発生分科 高井正成、西村剛、江木直子
ゲノム多様性分科 古賀章彦、川本芳、田中洋之
社会生態分科(生態保全分野) 渡邊邦夫、半谷吾郎、橋本千絵
社会生態分科(社会進化分野) 古市剛史、マイケル・A・ハフマン、辻大和
思考言語分科 松沢哲郎、友永雅己、林美里
認知学習分科 正高信男、香田啓貴
高次脳機能分科 中村克樹、宮地重弘、脇田真清
統合脳システム分科 高田昌彦、大石高生、松本正幸
ポストゲノム科学分科(ゲノム進化分科) 平井啓久、今井啓雄、郷康広
実験動物科学分科 明里宏文、岡本宗裕、鈴木樹理、宮部貴子、早川敏之

 

分科の研究テーマ

各分科で現在行っている研究のテーマです。大学院学生が主体となって実施しているものも含んでいます。より詳しい内容が各分科のウェブページにありますので、参考にしてください。

進化形態分科
  ・インドシナ半島およびバングラデシュに分布するマカクの系統地理学的研究
  ・ニホンザルとチンパンジーの成長・加齢変化
  ・タイワンザルとニホンザル,アカゲザルとニホンザルの交雑個体の形態学的検討
  ・霊長類の頭蓋学
  ・霊長類ロコモーション(歩行など)の運動学的研究
  ・霊長類の筋骨格系の機能形態学とバイオメカニクス

系統発生分科
  ・ミャンマー中央部におけるサル類を含む哺乳類化石の発掘調査
  ・中国広西における洞窟化石発掘調査
  ・ユーラシアにおけるオナガザル上科の進化に関する古生物学研究
  ・第四紀のニホンザルの進化に関する古生物学的研究
  ・CTを用いた東アジア産マカク頭骨化石の内部構造に関する形態学的研究
  ・CTを用いた霊長類の四肢骨内部構造の変異に関する分析
  ・霊長類筋骨格系の力学モデルの構築と機能形態学的分析
  ・人類における鼻腔の生理学的機能の進化に関する流体工学的分析

ゲノム多様性分科
  ・ヒト上科(ヒト+類人猿)でのゲノムの構造の変遷
  ・ヒトとチンパンジーにみられる染色体の構造の違い
  ・トランスポゾン(転移性遺伝因子)がゲノムにもたらす変異
  ・ニホンザルの集団遺伝学的研究
  ・マカカ属サルの系統関係
  ・マカカ属サルの交雑に関する遺伝学的研究
  ・マダガスカル産霊長類の遺伝学的研究
  ・家畜化現象と家畜系統史の研究
  ・霊長類の民俗生物学的研究
  ・マカクザルコロニーの集団遺伝学的研究
  ・ハナバチの歴史生物学的研究

社会生態分科(生態保全分野)
  ・ニホンザルの生態学・行動学
  ・ニホンザルの消化能力の研究
  ・ニホンザルの個体群管理
  ・野生チンパンジーとボノボの研究
  ・東南アジア熱帯林の霊長類の社会生態学的研究
  ・キンシコウの研究

社会生態分科(社会進化分野)
  ・チンパンジーとボノボの食物パッチ利用と採食速度に関する研究
  ・霊長類とハクジラ類の性行動の比較研究
  ・アフリカに生息する野生チンパンジーの生態と行動研究
  ・マカクの文化的行動研究
  ・スリランカに生息する霊長類の行動生態学的研究
  ・野生ニホンザルの採食生態についての研究
  ・日本産食肉類による種子散布についての研究
  ・グエノンの採食生態についての研究
  ・野生ボノボの生態に関する研究
  ・チンパンジーとボノボの生態比較

思考言語分科
  ・チンパンジーの比較認知発達研究
  ・チンパンジーの知覚・認知能力の比較認知科学的研究
  ・チンパンジーにおけるアイトラッカーを用いた視線計測
  ・野生チンパンジーの道具使用と文化的変異と森林再生
  ・飼育霊長類の環境エンリッチメント
  ・各種霊長類の認知発達
  ・ヒトの子どもの認知発達
  ・動物園のチンパンジーの知性の研究
  ・チンパンジー2個体場面における社会的知性の研究
  ・鯨類と大型類人猿の比較認知研究

認知学習分科
  ・ラーニングを核とする多様な学習困難に対応した地域単位の学習支援ネットワークの構築
  ・発達障害児への学習支援とその評価研究
  ・ヒトとニホンザルにおける認知機能の加齢変化についての実験的比較研究
  ・言葉によらない代数的思考メカニズムの発達障害についての実験的研究
  ・幼児高密度言語データベースの作成
  ・自閉症児の会話における被暗示性についての研究
  ・幼児が嘘をつくときの社会的文脈に関する研究
  ・霊長類の音声交換における発達に関する研究
  ・スマトラ島におけるアジルテナガザルの野外調査
  ・テナガザル音声を指標とした生物地理学的解析

高次脳機能分科
  ・乳幼児の視線計測に基づく動作理解の発達研究
  ・障害児の視覚行動の研究
  ・高密度EEG、fMRI等を用いたヒトの脳機能イメージング研究
  ・マカクサルを用いた情動に関わる神経メカニズムの研究
  ・マカクサルの聴覚とその神経メカニズムの研究
  ・マカクサルを用いた、記憶に基づく行動選択の神経メカニズムの研究
  ・マカクサル大脳皮質神経回路の生後発達の研究
  ・コモンマーモセットの認知機能計測法の研究
  ・コモンマーモセットを用いた社会行動の神経メカニズムの研究
  ・コモンマーモセットを用いた疾患モデルの作出とその解析研究

統合脳システム分科
  ・行動の発現と制御に関わる大脳ネットワークの構築と機能の解明
  ・随意運動の制御に関わる大脳基底核の構造と機能の解明
  ・認知機能や精神活動におけるドーパミン神経伝達の役割の解明
  ・パーキンソン病の発症機構と病態生理の解明
  ・精神・神経疾患における機能分子の発現と動態の解明
  ・霊長類脳への遺伝子導入によるモデル動物の開発
  ・大脳皮質連合野の発達と機能獲得のメカニズムの解明
  ・脳の発達と老化に関わる霊長類特異的な遺伝子発現様式の解析

ポストゲノム科学分科(ゲノム進化分科)
  ・遺伝子以外のゲノムがもたらす生物の進化
  ・テナガザル類の多様性と系統生物地理学
  ・チンパンジー苦味受容体の多型解析
  ・マカク類の苦味受容体の多型解析
  ・マーモセットの内臓味覚に関する研究
  ・味覚に関わる分子・細胞・行動学的研究
  ・脳機能に関わる遺伝子のゲノム解析
  ・光受容蛋白質の分子化学的研究
  ・嗅覚受容体の多型解析
  ・霊長類機能遺伝子の網羅的発現プロファイルに関する研究
  ・ゲノムデータを用いた霊長類比較ゲノム研究
  ・霊長類脳ゲノミクス・トランススクリプトーム研究

実験動物科学分科
  ・霊長類寄生虫に関する研究
  ・エイズウイルス、C型肝炎ウイルスに関する基礎研究
  ・エイズおよびC型肝炎霊長類モデル開発に関する基礎・応用研究
  ・サル類のストレス定量および動物福祉のための基礎研究
  ・マカクの麻酔法に関する研究
  ・霊長類におけるシアル酸関連分子の関わる免疫の進化
  ・霊長類マラリア原虫をはじめとした現生マラリア原虫の進化

 

懇談の内容

2日目の分科ごとの懇談は、つぎのような内容で行う予定です。参加申込みメールの13項と14項には、ここにある分科の名称を記入してください。なお、今後予定を変更することがあります。変更した場合は説明を更新します。

 

進化形態分科
「かたちを見よう〜形態学のすすめ」 
人体骨格模型やサル骨格標本、化石模 型などに実際に触れながら、研究室・教員の紹介を行います。

系統発生分科
「骨から過去を探る」
化石発掘調査で実際に行っている化石模型作成などを 体験してもらいながら、教員や院生が行っている野外調査や研究を紹介します。

ゲノム多様性分科
「集団・進化・ゲノム研究の紹介」
霊長類の野生個体群や飼育個体群を対象にした遺伝学的研究、および哺乳類の進化機構の解明を目指すゲノムの研究を 紹介します。また、実験室や関連施設を案内します。

社会生態分科
「スライドを使った野外調査の紹介」
若手研究者と大学院生が、 現在、各地で行っている研究や、調査地の様子などを交えて紹介します。

思考言語分科
「チンパンジーの研究施設の紹介」
チンパンジーが暮らす施設の見学を行います。

認知学習分科
「ヒトを含めた霊長類の認知機能の研究」
教員及び大学院生が行っている研究の紹介や実験室の見学を行います。

高次脳機能分科
「認知・行動の脳内メカニズムを探る」
教員及び大学院生等による研究の紹介や実験室の見学を行います。

統合脳システム分科
「脳を巡る神経回路の構造と機能を探る」
教員や研究員、大学院生が行っている研究の紹介や実験室の見学を行います。

ポストゲノム科学分科(ゲノム進化分科)
「霊長類ポストゲノム研究とは?」
教員及び大学院生が行っている研究を紹介し、実験室や実験機器を見てもらいます。

実験動物科学分科
「霊長類の実験動物学的研究」
各教員、研究員による研究紹介、および実験室、飼育施設の見学を行ないます。

 

 

参加申込み

以下のフォームをメールにコピーし、記入をしてアドレス に送信してください。タイトルは「オープンキャンパス参加申込み」としてください。2日間でなく、21日(火)のみまたは22日(水)のみの参加を希望する方は、メールの最後にその旨お書きください。

参加申込みは、開催日の前日まで受付けます。ただし、定員に達した場合は受付を停止し、このページの先頭にその旨表示します。

<送信フォーム>
2012年霊長類研究所オープンキャンパスへの参加を希望します。

<参加者>
1) 氏名[シメイ]:      [   ]
2) 年齢:
3) 性別(*1): 男 ・ 女

<所属>
4) 大学:
5) 学部・学科:
6) 学年または卒業年(*1): 第 年次在学中 ・ 西暦 年 月卒業

<連絡先>
7) Eメール:
8) 郵便番号:
9) 住所:
10)携帯電話番号(*2):

<構内宿泊施設利用希望>(*1)
11)2月21日(火) 宿泊希望あり ・ 宿泊希望なし

<懇談への参加を希望する分科>(*3)
12)       分科
13)       分科

<送信フォーム終わり>

(*1)該当するほうを残してください。
(*2)間際や当日に、緊急連絡がある場合に使います。書かなくても構いません。
(*3)懇談は、2日目の午前と午後にあります。希望する分科を2つ記入してください。希望する分科が1つの場合は1つのみ、また懇談への参加希望がない場合は記入なしでも構いません。ここに記入した分は、必ず参加できるように処置します。なお当日、希望を変更することも可能です。ただしこの場合は、余裕がある範囲で受付けます。

個人情報については「京都大学における個人情報の保護に関する規定」に基づいて取扱います。

 

 

申込み後の連絡

 参加申込みメールの先着順で参加決定とします。「申込み受付完了」の連絡を、担当からメールで行います。参加申込みメールの送信から3日(休日を除く)目までに「申込み受付完了」のメールが来ない場合は、問合せ先(霊長類研究所総務掛)に問合せをしてください。
 締切日以前に定員に達した場合は、受付を停止し、このページの先頭にその旨表示します。

 

宿泊

 霊長類研究所構内に宿泊施設があり、希望者は利用することができます。ただし利用可能人数に限りがある(10人程度の見込み)ため、先着順(参加申込みメールの受付日による)とします。宿泊費は1泊1,650円、2泊2,370円です。利用希望者は、参加申込みメールの11項と12項に希望を記入してください。利用の可否は、「申込み受付完了」の連絡メール、または別便のメールでお知らせします。
 なお、犬山駅周辺に公営・民営の宿泊施設が多数あります(手配は各自で行ってください)。

 

問合せ

霊長類研究所総務掛
Eメール
電話 0568-63-0512
ファックス 0568-63-0085