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京都大学霊長類研究所
郵便番号484-8506
愛知県犬山市官林
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2020/5/21

6月1日からの措置:霊長類研究所における「新しい生活様式」

 

5月21日追記

霊長類研究所教職員・院生のみなさま
国内のコロナ感染は沈静化しつつあるという観測で、愛知県・岐阜県を含む39県に続いて関西の2府1県での緊急事態宣言が解除され、首都圏での解除も目前となりました。しかしながら、第二波、第三波に備えるべきだというのは専門家の一致した見方であり、今後もかなり長期にわたって、3密を避けるなど「新しい生活様式」をとり入れることが提案されています。

霊長類研究所では、サル類飼育施設として、依然としてふつうの研究機関よりも一段階厳しい制約は必要であるという判断をしています。5月18-31日に引き続く6月1日からの措置をご連絡します。期間は当面の間で、さらなる規制解除あるいは規制強化は、情勢を見極めながら所長からメールで連絡いたします。

1)勤務での「新しい生活様式」

a. 出勤制限はしませんが、引き続きテレワークは可能です。勤務監督者とよく相談のうえ、総務掛に必要な手続きをして、テレワークを継続してください。
b.霊長類研究所敷地内でのマスク着用の義務化は続行しますので、霊長類研究所敷地内では、かならずマスクを着用してください。
c.基礎論や研究打ち合わせなど、所内での概ね10名未満の少人数の集まりについては、3密状態にならないようにじゅうぶんに配慮した上で実施してください。10名以上の集まりは、引き続いて可能な限りオンラインで実施してください。
d.各居室で3密状態にならないように、午前/午後/夜など時差滞在、ビニルシートなどの仕切り、換気の徹底をおこなってください。またスプレーによるドアノブの消毒、共用の機器や食器の消毒の徹底などの感染防止の対策をしっかりととってください。
e.概ね10名未満で、外部からの参加者が想定される集会は、3密状態にならないようにじゅうぶんに配慮して実施してください。10名を超えるような大人数での集会や食事会などは、引き続き自粛してください。
f. 食堂の再開は6月からで、当面はテイクアウトのみとします。
g. 勤務時間外でも、繁華街や3密状態が予想される場所への立ち入りは、当面の間、なるべく避けてください。

2)実験などでの「新しい生活様式」

a.実験室の使用に関しては、それぞれの実験室管理者の指示にしたがって、3密が生まれない状況で実験をおこなってください。所外で実験する場合には、別途ご相談ください。フィールドワークについては、4)を参照。
b.飼育サル類を用いた実験およびサルエリアの立ち入りについては、人類進化モデル研究センターの指示にしたがってください。

3)国内外からの来訪者の受け入れとサルエリアへの立ち入り

国内からの来訪者については、霊長類研究所敷地内における感染防止の対策をじゅうぶんにとっていただき、サルエリアへの立ち入りは不要不急でない限り慎むように配慮してください。また、海外からの来訪者(すでに国内に滞在している者を除く)の受け入れは、当面の間、自粛をお願いします。宿泊棟の利用は、さしあたって禁止します。

4)出張の最小限化

出張は、最小限にしてください。とくに医療設備がじゅうぶんでない離島などへの出張は、現地の自治体や住民感情に留意して、まったく問題がないと判断される場合以外、原則として禁止します。

5)濃厚接触サル類をつくらない飼育法の遵守

今後も当面の間、サル類の飼育に携わる教職員・院生は、近接しない・長時間接しない・話さないなど、濃厚接触サルをつくらない接し方を継続してください。自分が感染者である可能性をつねに意識して、濃厚接触サルをつくらないという自覚と意思をしっかり持ってサル類に接してください。

皆さん方とサル類のいのちを守るために、非常措置の一部を続行することを引き続きご理解くださいますよう、お願いいたします。

湯本貴和

〒484-8504 愛知県犬山市官林41-2
京都大学霊長類研究所
所長

追記ここまで


 

5月11日追記

霊長類研究所教職員・院生のみなさま
コロナ感染のおそれは依然としてありますが、部分的にロックダウンの解除をおこないます。いつまでも院生の実験を禁止していては、進学や学位取得などに大きな差し障りが出ることはじゅうぶんに承知しています。ただサル類飼育施設として、ふつうの研究機関よりも一段階厳しい制約は必要であるという判断もしています。以下が出勤禁止、実験禁止、出張禁止に代わる新しい処置です。この一部緩和措置は、5月18-31日の約2週間です。6月からの措置は、またお知らせします。

1)出勤禁止の緩和

a. 出勤禁止は解除しますが、出勤しなくても可能な業務については引き続きテレワークを推奨します。勤務監督者とよく相談のうえ、総務掛に必要な手続きをして、テレワークを継続してください。
b.霊長類研究所敷地内でのマスク着用の義務化は続行しますので、霊長類研究所敷地内では、かならずマスクを着用してください。
c.所内会議は学系会議以外zoom会議でおこないます。基礎論も基本的にオンラインで実施します。研究打ち合わせやセミナーは可能な限りオンラインで実施してください。
d.各居室で3密状態にならないように、午前/午後/夜など時差通学、ビニルシートなどの仕切り、換気の徹底をおこなってください。またスプレーによるドアノブの消毒、共用の機器や食器の消毒の徹底などの感染防止の対策をしっかりととってください。ドアノブの消毒用スプレーは、研究所から配布します。
e.外部からの参加者が想定される集会を禁止します。大人数での食事会などは、引き続き自粛してください。
f. 食堂の再開は6月を予定しています。最初はテイクアウトから始めます。

 

2)実験の一部再開

a.実験室の使用に関しては、それぞれの実験室管理者の指示にしたがって、3密が生まれない状況で実験を再開してください。新規の実験も認めますので、所定の手続きを開始してください。所外で実験する場合には、別途ご相談ください。フィールドワークについては、4)を参照。
b.飼育サル類を用いた実験およびサルエリアの立ち入りについては、人類進化モデル研究センターの指示にしたがってください。

 

3)共同利用研究者および訪問者受け入れの自粛

担当の教職員を通じて、とくに緊急事態宣言がでている都道府県からの共同利用研究者および訪問者の受け入れを自粛してください。出発地だけではなく、経由地も緊急事態宣言がでている都府県を避けるようなご配慮をお願いしてください。

 

4)出張の最小限化

出張は、最小限にしてください。とくに緊急事態宣言がでている他都道府県への出張は業務に必須なもの以外は禁止、また医療施設がじゅうぶんでない離島などへの出張は禁止します。出張の目的地だけではなく、経由地も緊急事態宣言がでている都道府県を避けるようにしてください。

 

5)濃厚接触サル類をつくらない飼育法の遵守

サル類の飼育に携わる教職員・院生は、近接しない・長時間接しない・話さないなど、濃厚接触サルをつくらない接し方を継続してください。自分が感染者である可能性をつねに意識して、濃厚接触サルをつくらないという自覚と意思をしっかり持ってサル類に接してください。

皆さん方とサル類のいのちを守るために、非常措置の一部を続行することを引き続きご理解くださいますよう、お願いいたします。

湯本貴和

追記ここまで

 


 

愛知県の緊急事態宣言に伴う新しい措置 

 

4月30日追記

霊長類研究所教職員・院生のみなさま

緊急事態宣言が全国の都道府県に発令され、その期限は5月6日までとされていました。しかしニュースなどでご承知のとおり、コロナ禍が連休明けまでに収束するという明るい見通しはないのが実情です。

そこで霊長類研究所では、サル類を飼育・管理する特別なミッションをもつ研究所として、

・5/7以降の緊急事態宣言の継続・解除にかかわらず、所としては当面は活動制限(https://www.pri.kyoto-u.ac.jp/pub/press/20200410/index-j.html 参照)を継続する。

・業務の再開については、所長からメールにて全所員にアナウンスするので、各自指示を待つこと。

皆さん方とサル類のいのちを守るために、どうかご理解くださいますよう、お願いいたします。

追記ここまで

 

愛知県もいよいよ緊急事態宣言という状況になることで、4/9日に、霊長類研究所・拡大疾病委員会を開催し、以下のことを決定しました。

基本的には、霊長類研究所のロックダウンとBCP(業務継続計画)です。

1)出勤禁止

4月20日から愛知県の緊急事態宣言が解除されるまで、すべての教職員・院生に対して、出勤禁止を命じます。出勤の必要がある場合には、出勤理由書と出勤届の提出を総務掛にまでお願いします。必要な会議はzoomで行います。ゼミや研究連絡会もzoomで対応してください。

2)実験禁止

長期的な継続データなど特別な場合を除いて、実験を禁止します。特別な理由のある場合には、実験の必要性や緊急性などを書いた実験申請書(様式自由)で申請してください。将来計画委員会で必要性や緊急性を判断して、許可もしくは不許可を決めます。

3)出張禁止

緊急事態宣言の期間、出張は原則禁止とします。研究所の管理運営上やむを得ない出張については、旅行伺の備考欄に理由を記載のうえ申請してください。ただし、出張先自治体や訪問先機関の受入方針にしたがってください。共同研究者が共同研究経費で出張する場合は、共同研究者の所属機関の方針にしたがってください。

4)濃厚接触サル類をつくらない飼育法の遵守

霊長類研究所をロックダウンしても、サル類の飼育は死守しなければなりません。飼育に携わる教職員・院生は、これまでの動物福祉・エンリッチメント重視の考え方をいったん中断して、近接しない・長時間接しない・話さないなど、濃厚接触サルあるいは濃厚接触サルグループをつくらない接し方に、明日から切り替えてください。飼育しているサル類のなかには希少な類人猿なども含まれますが、コロナ感染でどのような症状になるかは全く未知です。感染させない覚悟でお願いします。自分が感染者である可能性を意識して濃厚感染者をつくらない行動がいろいろ提案されていますが、この考え方を援用して、濃厚接触サルあるいは濃厚接触サルグループをつくらないという自覚と意思をしっかり持ってサル類に接してください。

 

期間中、所印を押した出勤届を携行していない所内立入は、所長名において禁止します。

皆さん方とサル類のいのちを守るために、このような強行的な措置をとることをどうかご理解くださいますよう、お願いいたします。

京都大学霊長類研究所
所長
湯本貴和