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韓国産マカクザルの系統推定から示唆されるニホンザルの進化史
伊藤毅、Yung-jo Lee、西村剛、田中美希子、Jong-yoon Woo、高井正成

化石の系統的位置が不確かなため、東アジアにおけるマカクザルの進化史はあまりよく理解されていませんでした。本研究は、幾何学的形態測定という形状評価手法と最節約法を用いて、韓国中部のDurubong洞窟の堆積物(中期更新世後期〜後期更新世)から産出したマカクザル化石と現生マカクザル14種の上顎骨形態の類似性ならびにそれらの系統関係を推定しました。結果、韓国産の化石は表型的にも系統的にも現生のニホンザルとの近縁性が高いという推定結果を得ました。この結果は、ニホンザルに似た形態をもつマカクザルが中期更新世後期〜後期更新世の朝鮮半島に分布していたことを示唆します。ニホンザルの形態特徴の少なくとも一部は、彼らの祖先が日本列島に渡来する前に形成されていたのかもしれません。


Journal of Human Evolution
https://doi.org/10.1016/j.jhevol.2018.02.002

 

2018/03/29 Primate Research Institute