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京都大学霊長類研究所共同利用研究会
「行動特性を支配するゲノム基盤と脳機能の解明」

開催日時:平成25年3月15日(金)〜16日(土)
場所:京都大学霊長類研究所・大会議室
主催者:分子生理研究部門・統合脳システム分野・教授・高田昌彦

研究会の概要

 行動特性の面からヒトとヒト以外の霊長類を比較すると、ヒトで異常と見なされる行動がヒト以外の霊長類では極めて一般的な行動と捉えられ、逆に、ヒトで一般的である行動がヒト以外の霊長類においてはむしろ異常な行動と捉えられる、という興味深い事象がある。

驚くべきことに、ゲノムレベルでもこれに類似した事象がある。行動とゲノムをキーワードにしてこのようなヒトとサルの相互関係を解析することは、ヒトの行動特性や精神疾患の発症メカニズム、ひいては、人類の進化の中で「ヒトとは何か?」を解明するための重要な糸口となる可能性を秘めている。

平成23年度から開始されている共同利用・共同研究の計画研究「行動特性を支配するゲノム基盤と脳機能の解明」では、

(1)主にマカク類を用いたゲノムの網羅的解析を実施し、多様な行動特性を示す自然発生的遺伝子変異モデルをゲノムレベルと脳機能レベルで解析する、

(2)精神科領域と連携して、脳病態ゲノム多型と中間表現型に関するデータベースを活用し、精神疾患に関連するリスク遺伝子をマカク類において網羅的に検索する、

(3)ゲノム情報に基づいて人為的遺伝子改変モデルを作出し、その行動特性と脳活動を解析する、

といった融合的研究を展開している。

本研究会の目的は、このような計画研究の研究グループを中心にして、行動特性を決定するゲノム、ゲノムが制御する脳機能、脳機能が規定する行動特性という生物学的トライアングルの実体を明らかにすることを目的とした研究会を開催することであり、前年度に引き続き、今回が第2回目の開催となる。

〜プログラム〜

3月15日(金)
13:00〜13:05  Opening remarks

13:05〜13:40  橘吉寿(生理研)
『報酬に基づく運動と視床下核−淡蒼球連関』

13:40〜14:15  倉岡康治(近畿大)
『サル腹外側前頭前野および扁桃体における情動情報表現』

14:15〜14:50  鮫島和行(玉川大)
『価値の比較に基づく意思決定における線条体の神経活動』

14:50〜15:05  Coffee break

15:05〜15:40  筒井健一郎(東北大)
『-演題未定-』

15:40〜16:15  南本敬史(放射線医学総合研究所)
『動機付けの特性を決める分子・神経機構』

16:15〜16:50  高橋英彦(京大)
『情動的意思決定障害の分子イメージング』

16:50〜17:05  Coffee break

17:05〜17:40  西村幸男(生理研)
『Restoring volitional control via an artificial neural connection』

17:40〜18:15  関和彦(国立精神・神経センター)
『脊髄下降路による運動制御は冗長か?』

19:00〜       懇親会

 

3月16日(土)
9:00〜9:35    井上謙一(京大霊長研)
『神経路選択的な遺伝子導入による神経ネットワークの機能操作』

9:35〜10:10   山田洋(国立精神・神経センター)
『長期報酬の予測と線条体の役割』

10:10〜10:25  Coffee break

10:25〜11:00  星英司(東京都医学総合研究所)
『前頭連合野と目的指向的行動』

11:00〜11:35  田中真樹(北大)
『タイミングを予測するための神経機構』

11:35〜12:10  宇賀貴紀(順天堂大)
『知覚判断における判断の柔軟性の神経メカニズム』

12:10〜13:00  Lunch

13:00〜13:35  則武厚(関西医科大)
『サル視床下部外側野における多様な報酬情報表現』

13:35〜14:10  畑中伸彦(生理研)
『運動課題遂行中のサルにおける淡蒼球ニューロン活動のグルタミン酸およびGABA作動性調節』

14:10〜14:45  後藤幸織(京大霊長研)
『進化生物学の視点による動物モデルを用いた精神疾患理解の研究の再考』

14:45〜15:20  今井啓雄(京大霊長研)
『霊長類苦味受容体のゲノム基盤と行動』

15:20〜15:25  Closing remarks

15:35〜       ラボツアー(希望者のみ)

敬称略