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English report

AS-HOPE 事業報告

事業番号:AS-22-006

リンカーン動物園内フィッシャー類人猿研究保全センターの提供するインターンシップに参加

報告者:宝田 一輝

期間:2010/05/21 - 2010/08/18

報告者は昨年から動物園で飼育下ニシゴリラの研究を行っている。長年に渡り研究が行われてきた北米動物園の研究インターンシップに参加することで動物園研究の現状およびその根底にある概念を学び、今後の自身の研究に活かすために渡航を必要とした。また研究以外に飼育、展示の現状を視察し国内動物園に報告することも目的であった。

アメリカ、イリノイ州シカゴにあるリンカーンパーク動物園のインターンシップに参加した。このインターンシップは類人猿舎内にあるフィッシャー類人猿研究保全センターが提供するものである。リンカーンパーク動物園ではニシゴリラ(Gorilla gorilla gorilla)2グループ計11頭とチンパンジー(Pan troglodytes verus) 2グループ計10頭が飼育されていた。報告者が参加したインターンシップはNoldus Pocket Observerを導入したHP社製iPAQ(写真参照)を用いて行動データを収集するものであった。当研究保全センターでは、長年の観察に基づき行動を7区分62種類のカテゴリーに分類したエソグラムが作成されていた。観察スケジュールをもとに各個体30秒毎の瞬間サンプリングを10分間1セッションとして行った。経験者から指導を受け観察者間信頼度が85%に達した段階で本格的にデータ収集を開始した。行動データ以外にも空間利用データを収集するインターンシップも行われており、体系的な研究が長期に渡って継続されている印象を受けた。インターンシップ参加者によって収集されたデータは研究だけでなく飼育への提言にも用いられていた。

渡航期間中の2010年6月16日から19日に、ケンタッキー州ルイスヴィールで開催されたアメリカ霊長類学会への参加及びルイスヴィール動物園の訪問を行った。またシカゴ郊外にあるブルックフィールド動物園にも訪問し知見を深めることができた。


Outside enclosure


Inside enclosure


iPAQ used in collecting data

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