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English report

AS-HOPE 事業報告

事業番号:AS-22-018

音響的手法を用いた南米小型ハクジラ類の行動解析

報告者:佐々木 友紀子

期間:2011/01/14 - 2011/03/27

アマゾンカワイルカやイロワケイルカなどのハクジラ亜目は、人間活動の影響から絶滅が危惧され、その行動生態を明らかにすることは急務となっている。しかし、水中に生息する彼らの行動を直接観察することは難しく、彼らの行動生態はよくわかっていない。本研究では、野生下のハクジラ亜目がエコーロケーションのために発するクリックスに着目し、彼らの水中行動を音声から解明することを目的とした。本目的を遂行するために、ブラジル・アマゾン河に生息するアマゾンカワイルカ野生個体群とチリ・プンタアレナス沿岸に生息するイロワケイルカ野生個体群において音声・行動データの取得を行うことを必要とした。

ブラジル、マナウスに到着後、国立アマゾン研究所で打ち合わせを行い、その後Ariaú Amazon Tower, Novo Airãoの2か所で、餌付け群を対象にステレオ式音響データロガーを用いて、アマゾンカワイルカとコビトイルカのクリックスを録音した。本調査地での結果から、同所的に生息する2種を本システムで識別することが可能であることを確認した。その後、Mamirauá Sustainable Development Reserveに生息するアマゾンカワイルカの野生個体群を対象に、本調査を開始した。本調査では、ステレオ式音響データロガーを3か所に設置し、各場所で連続1週間の録音データを取得した。また、国立アマゾン研究所のVera da Silva博士らのグループが行っているID調査に参加した。その後、チリ、プンタアレナスに移動し、イロワケイルカの野生個体群を対象の調査を行った。ゴムボートからステレオ式音響データロガーを用いてイロワケイルカのクリックスを録音した。また、ステレオ式音響データロガーを曳航し、個体数調査も行った。以上から、アマゾンカワイルカ野生個体群とイロワケイルカ野生個体群の音声・行動データを取得するという本研究の目的を達成することができた。


Data logging


Amazon river dolphin

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