ENGLISH トップ 所長挨拶 概要 教員一覧 研究分野・施設 共同利用・共同研究 大型プロジェクト 国際集会 教育,入試 広報,公開行事,年報 新着論文,出版 教員,職員公募 国際共同事業 霊長類研究基金 リンク アクセス HANDBOOK FOR INTERNATIONAL RESEARCHERS Map of Inuyama サイトマップ
トピックス
コラム・連載 質疑応答コーナー ボノボ チンパンジー「アイ」 頭蓋骨画像データベース 霊長類学文献データベース サル類の飼育管理及び使用に関する指針 Study material catalogue/database 野生霊長類研究ガイドライン 霊長類ゲノムデータベース 写真アーカイヴ ビデオアーカイヴ

京都大学霊長類研究所
郵便番号484-8506
愛知県犬山市官林
TEL. 0568-63-0567(大代表)
FAX. 0568-63-0085

本ホーム・ページの内容の
無断転写を禁止します。
Copyright (c)
Primate Research Institute,
Kyoto University All rights reserved.


お問い合わせ

English report

AS-HOPE 事業報告

事業番号:AS-23-019-3

野生ボルネオ・オランウータンの繁殖に関する研究

報告者:久世 濃子

期間:2012/3/5 - 2012/3/11

 申請者は、2種3亜種に分類されているオランウータンの中でも、最も出産間隔が短い可能性が指摘されている亜種、Pongo pygmaeus morioの野生個体を対象として、初産年齢、出産間隔、乳児死亡率などの繁殖パラメータを明らかにすると共に、これらのパラメータに影響を与える要因を特定することを目的に研究を行っている。申請者が2005年より継続して調査を行っているダナムバレー自然保護区では、2010年に出産して育児中の雌が1頭、2011年2月に第一子を出産した若雌が1頭、2011年5月に出産した経産雌が1頭、2011年11月時点で妊娠可能な雌が2頭いたので、これらの雌の追跡調査と出産及び子の生存状況に関するデータを収集するために渡航した。

 2月6日〜2月10日に調査地であるダナムバレー森林保護区に滞在し、現地調査助手とともに4日間、オランウータンの追跡を行った。2010年〜2011年5月に出産した母子3組のうち1組については、母子ともに健康であることを確認した。また妊娠可能だった雌2頭については、うち1頭が妊娠したのを確認した。以上により短期間の調査であったが、雌の繁殖状況を確認するという調査の目的をほぼ達成することができた。また、昨年フランジ(第二次性徴)が発達途上だったオトナ雄が6ヶ月ぶりに観察され、フランジの発達が完了していることを確認した。周辺には他に2頭のフランジ雄がおり、今後は雄間での争いが激しくなることが予想された。


妊娠が確認されたオトナ雌


調査地から出る時に遭遇したゾウの大群

AS-HOPE Project<>