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English report

AS-HOPE 事業報告

事業番号:AS-23-036

野生チンパンジー生息地等の視察

報告者:植田 想

期間:2011/8/17 - 2011/8/26

 申請者は、修士課程で記憶などのチンパンジーの認知能力に関する研究を行う。飼育下チンパンジーを対象とした認知・心理実験を行う上で、野生チンパンジーの生態や行動を理解し、その知識に基づく問題設定を行うことは重用である。本派遣は、野生チンパンジーの調査地として長い歴史を持つゴンベ国立公園においてチンパンジーの行動と生息地の様子を実際に観察することで、チンパンジーへの理解を深めることを目的とした。

 ゴンベ渓流国立公園では、Kasakera群の計16頭のチンパンジーを観察し、コドモの遊びや、群れの合流、個体間の挨拶、集団でのグルーミングなどを観察することができた。採食場面では果実だけでなく、つる植物の茎の髄やアブラヤシの雄花を食べたり、シロアリ釣りをする様子も見られた。 キゴマでは、JGIタンザニア支部のオフィスを訪問した。再生林の様子を見学するとともに、森林の再生保護と地域住民の生活水準向上というTACAREの活動内容と、チンパンジーの保護におけるそれらの活動の重要性についてコリンズ博士に説明していただいた。セレンゲティ国立公園では、2日間のゲームドライブの間に多くの哺乳類および大型の猛禽を観察した。ふだん動物園で数頭しか見ることのできないゾウやキリンが十数頭の集団をつくって生活しており、シマウマやインパラは数十頭、ヌーは数百頭といった大きさや形態の異なる様々な群れを観察することができた。キリンの首反りやゾウの泥浴びなど飼育下で観察される行動も見られた。


つる植物の茎の髄を食べるチンパンジーのアルファオス ゴンベ渓流国立公園



群れの合流後、集団でグルーミングをするチンパンジー ゴンベ渓流国立公園



インパラの群れとヌー セレンゲティ国立公園


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