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English report

AS-HOPE 事業報告

事業番号:AS-24-035

飼育下ボノボの行動調査

報告者:森村 成樹

期間:2013/2/24 - 2013/2/28

 チンパンジーとボノボは、ともにヒトに最も近縁な類人猿であり、両種あわせてパン属を構成する。しかし、彼らの社会にはいくつか異なる特徴がある。チンパンジーに関しては、長期野外研究、飼育下での行動観察、実験的状況での認知行動研究など様々な領域で知見が蓄積されているが、それに比してボノボに関しては資料に乏しい。今回、チンパンジーとの比較研究をおこなうことを前提に、飼育下ボノボの行動調査をおこなった。関係者と打ち合わせをおこない、予備調査として行動観察とビデオによる記録を実施した。

2013年2月25日および26日の2日間、午前7時から16時まで、ボノボ3集団13個体(雄4個体、雌9個体)の行動を観察した。各個体の特徴を把握するため、目に付く行動をできるだけ詳細に記録した。社会交渉が見られた場合はビデオで撮影した。また各個体の血縁関係や成育歴についての情報を得た。また、サンディエゴ動物園では、馴致訓練を実施している。ボノボと飼育者/見学者との交渉を記録するために、ボノボ各個体の誘導、身体検査/注射訓練/聴診訓練において飼育者の指示に対する各個体の反応や見学者に対する行動を記録した。観察では、チンパンジーとも共通する採食、遊び、闘争、道具使用行動のほか、性器こすりや高い周波数の発声など、ボノボ特有の行動も頻繁に観察された。見学者に対しては注意を引きつける表情の変化や身振りが顕著だった。得られた記録をもとに、サンディエゴ動物園の飼育ボノボの行動とチンパンジーの行動を比較する。


ボノボの居室


運動場での様子


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