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English report

AS-HOPE 事業報告

事業番号:AS-24-AM13

ブラジル・国立アマゾン研究所における共同研究及び国際ワークショップへの参加・発表

報告者:田和 優子

期間:2012/10/21 - 2012/11/ 1

ブラジルには多様な自然環境があり、それぞれの環境に適応した様々な野生動物が生息している。特に、世界最大の熱帯雨林があるアマゾン川流域には、ブラジルでも数少ない貴重な自然環境と野生動物が残されており、その保全のための研究が求められている。熱帯生物多様性保全のための国際ワークショップに参加し研究発表を行うとともに、アマゾン川流域において、水圏、陸圏両方の野生動物研究に関するフィールド視察を行うことで熱帯の生態系に対する理解を深めるため、本渡航を必要とした。

 国立アマゾン研究所(INPA)、インド科学大学院大学生態科学センター、マレーシア・サバ大学熱帯生物学保全研究所、京都大学霊長類研究所、京都大学野生動物研究センターが共催する、第1回・大型動物研究を軸とする熱帯生物多様性保全研究のための国際ワークショップに参加し、ポスター発表を行った(演題:Observational studies on behaviors of captive lowland tapirs (Tapirus terrestris) -- preliminary reportsof aggressiveness in male-male encounter and behavioral change during raining --)。この中で、INPAとその他の各研究機関で行われている、幅広い野生生物の生態とその保全に関する研究について知見を得た。それに加え、自身の研究についても本学外の研究者と議論することができた。アマゾン川の視察では、アマゾンカワイルカやコビトイルカなどの野生動物と水辺林を観察した。INPAの研究林(ZF2)では、アマゾンの熱帯雨林の中を歩くだけでなく高さ45mのタワーから林冠を観察した。INPA内の見学とフィールド視察を通じて、アマゾンにおける野生生物の生態研究と保全活動の内容を実際に見て知ることができた。また、自身が研究対象としているブラジルバクの生息地でもあるアマゾン河流域の自然環境を自分の目で見て、飼育下とは異なる野生でのブラジルバクの暮らしについて考察するための情報を得ることができた。


ナマケモノ (INPA)


ウアカリ (Eco park)

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