ゲノム細胞分科

ゲノム細胞部門に属する二つの研究室(ゲノム進化分野、細胞生理分野)が共同して大学院教育をゲノム細胞分科として実施する。

具体的には、霊長類(ヒトを含む)の進化、行動特性、環境応答、繁殖について、実験と理論の両面から研究する。霊長類の特性を、主に分子や細胞レベルの視点に基づき、総合的に解明することが目標である。現在行われている研究は、以下のとおりである。(1) ヒトとチンパンジー、マカク、コロブス、マーモセットなどのゲノムの多様性に基づいた味覚、嗅覚、視覚などの GPCR 型感覚受容体の研究と環境適応、(2) iPS 細胞などの幹細胞や生殖細胞の培養と発生・分化、およびエピジェネティク制御機構、(3) 反復配列や転移因子が引き起こすゲノム構造の大規模な変化、(4) 寄生虫やウイルスなどの病原体とその宿主の共進化に関わる分子メカニズム、(5) ホルモン分析や配偶子保存などによるさまざまな希少霊長類における保全繁殖。取扱う対象は階層を超えて DNA、RNA、タンパク質、細胞、組織、個体、フィールドに及ぶ。学生からの提案による新しい研究計画も歓迎し、積極的に推進する。


ゲノム進化分野
http://www.pri.kyoto-u.ac.jp/sections/molecular_biology/index.html

細胞生理分野
http://cellularbiology.wix.com/cb-pri-kyoto