系統発生分科

白亜紀末(約6500万年前)の原始的霊長類の出現から、現在の直立二足歩行をする人類にいたるまでの、霊長類の進化について、
・何が原因で進化したのか?
・どのように形を変えていったのか?
・どのような系列で進化してきたのか?
というテーマのもとに、研究に取り組んでいます。

古生物学や地質学、生物地理学、地球化学、機能形態学などの広範な知見を統合して、大規模な気候・環境と動植物相の変動との関連性を検討し、その中での霊長類の進化プロセスを明らかにしようとしています。
霊長類のみならずさまざまな哺乳類化石を対象として、国内外での発掘調査や形態比較、同位体比分析による古環境復元、CTなどを用いた画像分析、工学的な手法を取り入れた機能形態学的分析など、多様なアプローチで研究を進めています。
現在、日本国内各地のニホンザル生息域、および海外各地での発掘調査や、国内外の大学・博物館などに保管されている化石・現生霊長類の標本の形態比較を通じて多様な側面から研究を行っています。

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