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Department of Wildlife Science (Nagoya Railroad Co., Ltd.), Primate Research Institute, Kyoto University

研究内容RESEARCH

ワイルドライフサイエンス(名古屋鉄道)寄附研究部門は、国内外の野外調査地におけるフィールドワークを基礎として、認知科学や行動学やゲノム科学など多様な研究手法を統合して、霊長類をはじめとする野生動物の保全や福祉を推進する実践的研究をおこなっています。博物館、動物園、水族館との連携により、人間を含めた自然のあり方についての深い理解を次世代に伝えることを目指します。

霊長類をはじめとする国内外の野生動物を対象としたフィールドワーク

屋久島のニホンザル


ヒト以外の霊長類は日本を北限として、アジア・アフリカ・中南米の温帯から熱帯地域にかけて生息しています。日本の霊長類学は人付け、個体識別、長期調査といったユニークな手法で、霊長類の行動・生態・進化を明らかにしてきました。こうした伝統を踏襲しつつ、認知科学やゲノム科学など手法を統合して、霊長類をはじめとする国内外の野生動物のフィールドワークを行っています。


野生動物の保全遺伝学・保全ゲノミクス研究

マハレのチンパンジー


野生動物の遺伝・ゲノム解析を行っています。血縁解析や、感覚や神経を制御する遺伝子の多様性解析・機能解析によって、地域個体群の遺伝的多様性や、行動のメカニズムの遺伝的背景について調べています。更に、次世代シークエンサーを用いた網羅的なゲノム解析技術と組合わせることで、各個体・各集団のゲノムレベルでの多様性や進化を明らかにし、保全に生かす試みをしています。


動物園動物を対象とした基礎研究と福祉、教育普及活動の実践

モンキーセンターのリスザル


日本モンキーセンター(JMC)は、約70種1000個体の霊長類を飼育し、数千個体の標本を保管する世界屈指の動物園・博物館です。JMCと連携して、こうした貴重な動物園動物を対象とした認知・行動・遺伝についての種横断的な研究を行い、成果を市民に伝える教育普及活動を実践しています。動物園動物にとっての快適な飼育環境・繁殖管理が実現できるような福祉の研究を推進しています。


バナースペース

京都大学霊長類研究所
ワイルドライフサイエンス
(名古屋鉄道)寄附研究部門

〒484-8506
愛知県犬山市官林41-2
京都大学霊長類研究所